日本人が苦手なこと

最終更新: 2019年1月14日

日本人は伝統的に、言葉に重きを置いておらず、苦手としています。


言葉という文字は、「言」と「葉」から成っています。


「言=事」を指しています。

「葉」は文字通り、木々の葉っぱのことですから、いつか散るものとしています。


つまり、日本人は言葉を、「事の葉っぱ」として、散るものであり頼りないものだから、一時的にしか意味がないもの、と考えてきました。


仏教の禅宗には、「不立文字」という教義を表す表現があります。


これは、悟りの道は、文字や言語による教義の伝達のほかに、体験によって伝えるものこそ真髄である、という意味があるとされています。


教義のように重要なことの神髄は、文字や言語ではなく、体験によってこそ伝達できる、という文化を持っているのです。


日本人は、決して文字や言語を軽視している訳ではありませんが、無意識のうちに体験による伝達こそ神髄を伝えるもの、という意識が働くことで、文字や言語で伝えることを苦手としてしまったのです。



ですから、日本人は日本文化を伝えるにも、文字や言葉よりも、体験によって伝える方を得意としています。


日本や日本文化を知りたければ、日本文化を体験で感じ取っていただきたいのです。





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